マッドマックス 怒りのデスロード 感想
今回は話題の『マッドマックス 怒りのデスロード』について感想を書き殴りたいと思います。
今話題のマッドマックスを見てきたのでさっそく本作について語る!!……その前に補足を兼ねたマッドマックスという作品の簡単な概要をば。
マッドマックスと言えば北斗の拳の世界観のベース、というかほぼパクられたといってもいい、言うなれば元祖ヒャッハーな作品。
荒廃した世界で奇抜なファッションで身を包んだ男たちが、改造車を乗り回し石油や水を求めて殺し合う。しかもその壮絶なスタントシーンの撮影中にスタントマンが二人死んだという宣伝文句も合わさりカルト的な人気を獲得する。(ちなみにこれは嘘、当時は話題作りのためならなんでもありな所があったとか)
そんなマッドマックスが装いを新たに再び戻ってきた!!
そうそれこそが『マッドマックス 怒りのデスロード』!!!!
主演のメルの代わりにマックスを演じるのはダークナイトライジングでべインを熱演したトムハーディ。なんかいっつも仮面してるなこいつ……。
これが……
こうなったり……
こうなったりする。身体ハリすぎィ!
ヒロイン、というより主人公の女は『モンスター』シャリーズ・セロン。この人『スタンドアップ』っていう女性差別に立ち向かう女性を描いた映画にも出てたからそういうのが好きみたい。このなんとなくバイっぽい。
バイオハザードとかで見たことある人が多いかも。
てっきりこういうのに出るの言えば『スタンドアップ』で作業着に精子かけられてた人役(記憶力の残念さ)で仲良く出演してたミシェルロドリゲスみたいなイメージがあったけど出てないみたい。この人はバイ。
と、役者だけでも語りたいところですけど面倒なので割愛。
この話は環境問題だけでなく女性の社会進出的なものもテーマになっており……といった話も端折ってとにかく面白かったとこだけつらつら綴りたいと思います。
まずなによりマックスが最初に乗ってるご存じインターセプター。流石V8だ!!はえぇぇ!!と思う間もなく開始五分足らずで横転、粉砕。早速爆笑。
2の時もけっこうあっさりやられた挙句爆発してたけど、今回は最速!!ナイトライダーも真っ青な超高速四散には誰もが驚かされただろう。
敵の兵が使う穂先に榴弾が括り付けられた槍が良い。投げて車に当たって、ボーン!!見てるこちらも楽しくなってくる。
ていうかもう作中人物のデザインが最高……味方を鼓舞するためにトラックにドデカいステレオ?と共に乗っけられギターをかき鳴らす人とか、
これギターから……
火が出るという。
敵の戦争狂が駆る無限軌道が取り付けらた車とか!!!!
名前は『PEACE MAKER』だとか。パンフには皮肉な名前だとか書かれていたけどインディアンを殺しまくった銃から取ったのではと考えればまぁ妥当な気が。
そんなこんなで個人的に最高にツボだったのですけど画が全てな感じの作品なのと書くの疲れてきたのでそろそろ締めます。
劇中でマックスがこれまたトレードマークのソードオフショットガンを手にして撃とうとするのですが、弾が不発する。そしてこの後ショットガンとインターセプターはマックスに使われることなく終わるのですが、これは恐らくこれまでのイメージを捨て新たなマックスを描いていこうとする製作者の意思の表れじゃないかなと思ったり。
マックスが変わり、車は壊れ、ショットガンも使えない。ワンちゃんもおらん。
そうして新たに生まれたものは果たしてマッドマックス足りえるのか?
そんな不安をあざ笑うように暴力的なカーアクションの数々、ハイテンションに観てるこちらもヒャッハ~!!完璧なリブートだった、それは今作に寄せられてる感想を見れば一目瞭然かと思います。
『マッドマックス 怒りのデスロード』最高でした……。
今はもう疲れたのでとりあえずここまで。ボリューム満点のパンフ読み漁ってテンションあがったらまた書くかも。
最近良いことない詰まらない人生に疲れた……な人、おススメ。悩んでるのが馬鹿らしくなる。
そうでもない人にもおすすめ。